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大変お時間頂いております・・・H-D '72 FLHbase ショベリジ/グースネック

作業記録の続きです。

前回 リアドラム・ブレーキの不具合を修復に進める という所まででしたが
Rドラムは後回しにして プッシュロッド廻り調整へと進めましたが・・


キックでのクランキング(オイルポンプ エア抜き)で オイルの上がり方が悪い・弱い・
オイルポンプに不具合が有る様death・・

オイルポンプ バラシます。

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●カムシャフトにも 一部損傷有り・・
正直 どこまで治すのか 難しい選択です

損傷とまで行かずとも 経年劣化のあるものと 新品パーツを組み合すのには
言い方は悪いですが [つじつま合わせ]が必要で・


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オイルの上がりが弱いというのは・・・

オイルタンクから オイルポンプに入ったオイルは
フィードギアで かき上げられ そのオイルの圧力でチェックバルブを押し上げ
オイルスクリーンを通り、タペットやヘッドへと上がっていくのですが

その上がる圧が弱い・
通常考えられるのは フィードギアとボディの摩耗等による損傷。

しかしギアも ケースも そうなる程の摩耗・損傷が見られない・


他部分ですが気になったのは
ポンプボディ側のシャフトのスナップリング

こちら側は 耳も穴もない Cリングのハズが
耳付きで千切れたような痕があり・・出も異なれば 抵抗にもなる・・

と、色々あります この車両・


*クランクブリーザーからの大量オイル出は
リリーフバルブ廻りの不具合death   今 お預かりの4速EVOがその症状・・



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〇オイルポンプ 全バラ、洗浄・チェック 組み直しで
現状 オイルしっかり上がってきます! オイルポンプの修繕 完了。


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ここまでお時間頂いて 修復をしていると
どーしても気に成っている部分も治したい。


それは、ソリッドリフター

今回 再利用できるタペットに 新品のソリッドリフターを組み
既存のソリッドで行く予定で組み上げていましたが

タペットとリフターのクリアランスがシブく・・
追加工しマトモな状態まで持って行けてたと自負してますが 熱が入ると とか
ブン回す走りはされない とか

色々考え 油圧リフターに変更をしたい。

せっかく組んだエンジンに 少しでも気に成る部分は減らしたい。。。

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★パーツ入荷致しました!

リフター廻り 組み直します。


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*現状でも 抜けて来ないリフターがありました・

交換を選択して 良かった・・・


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●タペットブロック廻り 組み直しました。

ここからプッシュロッドの調整と進めます。


★オーナーTkun 大変お時間頂いております・・
現状説明でした 宜しくお願い致します。


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