
★作業報告です
HARLEY-DAVIDSON '14 FXDWG/TC96(1.584cc) 6sp
アイドリング時 プライマリー廻りから ゴロゴロ、グワグワ と異音がします・・
ゴンゴン、ガコガコ と表現する人もいます。
急に異音が止まったり・・
異音がしない時があったり・・
回転数を上げると あまり気にならない位になったり・・と
過去・各事例から [ コンペンセーター・ダイヤフラムスプリング ]を疑います。



★上記画像の一番手前にあるスプリングです。
擦れたスラッジがみられますね・・


★スプロケ内側の削れは まだ軽く擦れた程度で大丈夫でした。
Assyだと ¥9万ちょいのパーツ代に成ります・
*TCは高回転化に伴い フライホイールが軽量化されてます。
その為 強固なスプリングテンションは不要との見解で
コンペンセーターダイヤフラムスプリングはテンションが弱く造られています。
その結果 劣化が進むとテンションが掛けられず
ダイヤフラムが遊び・異音が出る という事ですね。
走行距離 73.000km超えの車両ですので、こうゆう問題も出てきます。

★一通り全てチェックします。
1次ドライブチェーンや テンショナー等 問題有りません。
今回は 5枚あるスプリングの内 一番手前の1枚のみ 対策・強化版に交換します。
★強化版は [ Sundance ]¥16.500- 及び [ PineValley ]¥12.800-からリリースされています。
今回は 100%科学合成油20W50もセットの[ PineValley ]を使用します。
外径は一回り小さく、厚みは 1.2~1.3倍位です。

★低速時にギクシャクしたり
★始動時 セルモーターがクシュクシュと空回りしたりする場合も
このスプリングの問題である場合が多いです!
★組み替えて、継続車検も取得です!
追って御連絡致します。
★並行作業しています こちらは XL1200L

*こちらもプライマリー廻りから異音がするという症状・・
単純に 1次ドライブチェーンの張り調整で終えられるものと軽視してましたが・・・
チェーン張り調整に問題は無く・・
オイルは酷使したエンジンオイルばりに黒く汚れてましたが 大きなスラッジ等も無く・・
ケースを開けることに成りました。


テンショナーの劣化や損傷も見られず・・・


★オーナーさんからの御依頼で、ミッション・チェックと成りました・・
’’03yまでのXLスポスタは、ミッションがケースからゴソっと抜けてくれるので
まだ作業は楽です 楽な分 作業工賃も割安ですね。
エキゾースト外して、フロントプーリー外して、
シフター関連 外して、ボルト数本抜けば ゴソっと外せますが 現状はここまでです。
今後 開けて行きます。

★ヘッドカバーのスタッドボルトが暖気中に折れてしまった ’72FL・・

素材の熱膨張率を利用して バーナーで炙り、リムーバー(特殊工具)を用いても
18本中 7本が抜けてきません・・・
完全固着です・・ボディの鋳物アルミに 鉄のスタッドがサビ等で完全に固着・・
無理な力をいれたせいで 1本 中折れしました・・・
★餅は餅屋です・・
しっかりと梱包して、新品スタッドボルトも同梱して
信頼できる内燃機やさんに送りました・・
*現状の作業報告でした
では・・・
COLD TURKEY A/S KustomPsychoWorks
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