HARLEY-DAVIDSON 1995 XL883
 
スポーツスター
 
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継続車検取得で 御預かり致しました
 
合わせて ハンドル廻りカスタマイズ
ハンドルバー交換、マスター及びクラッチ交換、ミニスイッチ化
 
キャブ交換
S&S Eキャブから MIKUNI HSR42へ変更
 
ツールボックスのステー造作や スタビライザー等のメニューです
 
 
が、・・・
 
 
エンジン・ヘッド ブローバイからの オイル流出が 酷い・・・
 
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フロントホイール後方に オイルキャッチタンクがあるのですが
シリンダーヘッドにまで オイルが飛んでます・・
 
 
以前から 御指摘有った場所ですので 修繕します。
 
 
 
ブローバイからの オイルは 
ハーレーの構造上 当然なことなのですが、
 
 
え~  ブローバイガスとは、ピストンが下死点に達した際 発生する
クランクケース内の 空気や オイルで
 
ヘッドカバー内で オイルと空気に分離され
オイルは エンジン内に 戻され、空気はエアクリ内に排出されるのですが
 
分離しきれず エアクリ内に オイルが流れ出ます。
 
 
 
ブローバイからの オイル流出が酷い原因としては
 
・ オイルの劣化で さらさら過ぎるとか
 
・ トップカバー内の アンブレラバルブの破損とか
 
・ オイルポンプの チェックバルブ つまりとか・・・
 
 
 
酷く汚れているわりには オイルタンク内に 8割強 オイルが残っていますので
 
オイル交換と アンブレラバルブの チェックをします
 
 
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キャブ HSR42に変更なので
インマニも交換ですから バラシます。
 
 
 
 
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アンブレラバルブとは
ドライバーで指している きのこみたいな 丸いラバーです
 
この傘にあたり オイルは下方へ戻され
空気は上部へと上がり エアクリ内に流れるんです。
 
亀裂や 酷く劣化は見られませんが
ゆるいですね~・ 交換します。
 
リフターのトルクも甘いので 増し締めです。
 
 
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バルブ周り カーボン溜まってますが 
まだOH程では ないですね
 
 
ガスケット 交換して 組み上げました。
 
 
これで改善されなかったら
オイルポンプですよ~
 
スポは オイルポンプ カバー内なので ちと面倒・・・
 
 
 
 
さて キャブがまだ入荷していないので
ツールボックス修繕を します。
 
 
 
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U.S アーミーの 弾薬箱
 
オーナーくん この車両のコンセプトは 戦闘機ですからね~
 
 
 
位置が低すぎて 当ります・・・
ボックス自体 薄く やわいスチールですから ぐらぐらです・・・
 
 
 
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作業画像 ありませんが 完了です。
 
ボックス裏側 補強のプレート入れました
位置は サイドスタンドも干渉せず、蓋も開けられる位置です。
 
 
COLD TURKEY A/S Kustom Psycho Works