台風12号 皆さん 大丈夫でしたか

西日本豪雨災害 復旧・復興に向けての最中なのに・・・・・

当方の自治会でも 義援金の募集を行なっており
組長であるワタクシも 微力ながら お声掛けをしております。

御回復を お祈り致します。




またまた サボりぎみのBLOGです・・

近況を。

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カムカバーからの オイル滲み 修繕を終えた XL1200・・・

一般道 10キロ弱の 試乗確認し 御出しさせて頂いたものの
納車後 またも オイル滲み・・・

今度は フロント・シリンダー EX側 プッシュロッド 下部からの漏れ・・・


ロッカーカバーが ずれていたり
何年か放置されていた事への疑問もあり バラシます。


タンク脱、マフラー脱、キャブ脱、インマニ脱、コイル脱、エンジンマウント脱


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ズレている リア・ロッカーカバーからは オイル漏れ・・・・


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キャブ インマニの ガスケットは この有様・・・・


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ヘッド 両EX側は カーボン てんこ盛り・・・・


こんな状態でも 2次エアの吸い込みもなく 排圧のバラつきもなく
圧縮落ちも 規定値内で 一見 まともと思えてしまう車両。


納車整備時 独立管にて 排圧や オイル上がり、下がりの症状もチェック済みなのに・・・


あれこれ思考するよりも
バラシたほうが 早いです。


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ガスケットは 全て メタルに変更されてました。

MLSタイプ 現在では 一般的ですが 賛否両論あります。

現在ガスケットは 同形状で 様々なメーカーから
様々な素材のものが リリースされています。

MLS,銅、コンポジット、エラストマー等 素材も違えば 厚みも違う。


単純に言えば
純正採用のものより 薄いガスケットを使用すれば 圧縮比が上がります。

厚いものを使用すれば 下がってしまいます。



カタログ上では 厚みと、組み付けトルクを掛けた時点での 厚みも記述されています。

やみくみに 何がいいとは言えません。
ケースbyケース 適材適所というコトです。


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漏れのあった プッシュロッド下部の ラバーリング 劣化がみられます。
当然ですが・・・・




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ヘッド 燃焼室の カーボン 左右でかなり異なりますね・・・・

イヤな感じです


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シリンダー内 傷あります・・・・・歪みも有ります。

ここまでは、オーナーさんには 現状確認して頂き、
御説明させて頂いております。




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ピストン スカート部 結構 深い傷・・・・

しかしケースや シリンダーには その形跡がない・・・?




両ピストン カーボン剥離すると・・・・

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上部 傷だらけ・・・・・

なんなんでしょうか・・・・カーボン 落とすのに ガリガリ 削ったのでしょうか?・・・・・


しかし これら現状は プッシュロッド・カバーからの オイル漏れの 直原因とは成りませんし、
オイル上がり、下がりの 明らかな症状は 未確認です。



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どうにも 負に落ちない・・・

現状 原因というか この状態になる経緯を 模索してます。

平行して 修繕方法を 思考してます。




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トライクは フロント・タイヤ交換でした。

フェンダー 両キャリパー 両ローター脱からの タイヤ交換。

作業 完了しております

が、明日は 当店 ガス管工事の為
通常営業しておりますが、工事車両 多い為、出庫 および 御来店の おクルマ
駐車は 不可かと思います。


御了承下さい。

COLD TURKEY A/S  Kustom Psycho Works