またも 台風ですか・・・直撃ですね・・・・

各地 前台風の 被害、復興もままならない状況なのに・・・・
雨だと言うだけでも 気分が乗らないというのに・・・
作業関連でも 足止めを喰らうコト 多発・・・


HARLEY-DAVIDSON 97' XL1200
エンジン修繕の スポーツスター 97’XL1200 現状です。
シリンダー 傷、歪みが大きかった為 シリンダー、ピストン共 交換。


パーツ入荷後 たとえ新品でも そのまま組めないのが ハーレー・・・・
内燃機やさんに 依頼し 各部 計測の後
クリアランス 0.05にて シリンダー ホーニング、クロスハッチ残し。


サビ付いたり 傷つけてしまわないように 先に組み上げて行きます。
現状 両ピストン シリンダー共 仮組 完了。
作業内容 前後しますが 続いて シリンダーヘッド。
バルブ 外していきます。

かーなり 汚い シリンダーヘッド・・・
カーボンの付き方、濡れ方で 状況判断は できます。
前後 ヘッド 及び バルブ 洗浄( 剥離 )していきます。
洗浄後 軽く 擦り合わせした画像↓
前後共 EXバルブ(エキゾースト・バルブ)腐食が激しいです・・・・
INバルブ(インテーク・バルブ) 2つ上の画像 左下は 前後共 腐食なく良好ですが・・
EXバルブは 研磨で取れる程度では有りません・・・
擦り合わせしていくと バルブのリフト量が 著しく狂う程なので 交換します。
OEM 18024-87 88-03y XL1200
KibbleWhite/ヘッド径 1.480” ステム径 0.3096” 全長 4.560” ブラックダイヤモンド仕様をチョイス。
*現状 パーツ入荷待ち。
バルブ腐食の程度が 思いのほか悪く・・・
追加工 (パーツ発注)と成りました・・
さて 問題は・・・・ロッカーカバー

パウダーコートされていた ロッカーカバー、シリンダー、カムカバー等ですが
ロッカーのアンダーのみ、メクレや 剥がれが酷いため 再パウダーコートの御依頼を受けていました。
パウダーコートとは
粉塗料を 静電気にて 吸着させ 200℃の釜で焼きつけ化学反応させる塗装。
塗膜が硬く 厚く 伸縮性も有り 紫外線による色あせもし難いため
ホイールや キャリパー、スプリング等に適しています。
高熱では 柔らかくなったり 科学変化を起こし易いため
シリンダーや マフラーには より硬度が高く 放熱性と 高耐熱 さらに薄い塗膜の
ガンコートが 適してます!
業者さまに 依頼しておりましたが・・・・
熱処理後 ベースに クロムが施されていて また クロムの腐食が激しい為
クロムメッキの 完全 剥離後でないと パウダーコートが出来ない・・・
との見解で 返送されて参りました・・・
クロムの程度が良い場合は ペーパーないし ブラストでの表面慣らしで 塗装可能なのですが・・・
アルミ素材の上の クロムは 電気分解剥離。
逆メッキといいますか 電気をかけ ニッケル、銅と 一枚ずつ剥がしていかなければならず・
廃液処理の法規等で 専門工場でしか出来ず・・
小口、個人対応の 業者は少なく・・(現状 1件見つけましたが 納期、価格が・・・・)
素材を痛めていく行為で 価格も 高額とのコト・・
リフターブロックが組まれる部分なので 素材が溶け クリアランス過多になる可能性が高い・・・
エンジンパーツに 精通してる業者さんでなければ 不備が出る可能性は大・・・
さて どーする・・・
*現状 模索しながら ある方法・手法が ベストではないのかと 考えは有ります

上手くいったら 後日 記述いたしますw
HARLEY-DAVIDSON T/C88 FLST カスタムペイント 現状

を、書こうと思ってましたが 長々書き連ねましたので 又 後日。
では
COLD TURKEY A/S Kustom Psycho Works
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