★HARLEY-DAVIDSON '92 FXD/EVO

ハーレー エボ ダイナ 作業記録 Vol.09 です!


[ 過去の作業記録は こちら! ]

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★今回の作業 Vol.09 は 追加で御依頼頂いた
●ガソリンタンク 交換
●リア キャリパー 交換 です。



既存タンクは、ピーナッツ
容量を増やしたいのと イメージを少し変えたいとの事で
御持ち頂いたのは、2.4G スポタンベースのストレッチ・タンク。

しかしトンネル幅が狭すぎで フレームに被らない・・
ナローな為 容量も大差ない・
使用するには底部トンネル 全て造作し直しと成ります。

タンク内はタンクライナーでコーティングされている為、
これらも全て除去しなければなりません・・

やれ! と言われれば やりますが
正直 作業に掛かる時間・動力、当然 ご請求額も大きくなるので
他のタンクを使用した方が良いかと・・



彼らがランチで 店を出てる間に
個人的にストックしてたストレッチ・タンクを仮載せ!

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収まりは良いが、ユーロ色が強く 全体像では若干ミスマッチ・・

リアのフラットフェンダーが ラウンドやサイクルなら
マッチしそうですが。


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エッジの効いたシャープなスタイルで
当方が個人的に使用しようとストックしてたタンクでしたが

仮載せしてる状態で、彼らが帰ってきて・・・・

「これ いいっすね!」「これで いきましょう!」って

オイっ・・・マジか・・


毎回 ストックしてるタンクとかパーツ 仮組みすると
「それ いいっすね!」って成る・・

現物を目の当たりにしてるのと
個人的にストックしてるという事が 購買意欲を掻き立てるらしい・・
人間心理ですかね。


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●フレーム/トップチューブ シート前面部は 切削加工
●フレームマウントは ラバーマウントを新規造作

ガスコック取付部の側近に
左右のバイパスがある為、使用できるガスコックは 1/4NPT [ PAUGHCO ]等の
ガワが細く 排出口がストレート/下方にあるものでないと組めない・・

しかし排出口 下方ストレートでは、ラインが悪い・・
また今回 エンジン・フルリビルド、カム バルブリフト等も変更し
2次ドライブのギア比も換えた為、ハイフローのガスコックを使用したい

その為、既存バイパス チューブ部を加工し
●[ PINGEL ] HEXボディ 4000シリーズ(排出 後方)を組み込む。

●タンクは つや消しブラックでリペイント
耐ガソリンの2液クリアは要らないとの事でしたが、
ポップアップ・タンクキャップは ガス漏れし易いので、
2液ウレタン・つや消しクリアを トップコートで噴きました。


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★続いて リアキャリパー
既存は ストック、効きが悪いので交換要請。

性能も良く、また内部パーツも出やすいのは[ PM ]パフォーマンスマシン

しかし綺麗すぎるからイヤだという・・

これまた 当方がストックしてた
[ JB ]キャリパーサポート/BKと、グリメカ・キャリパーを見せると
即決「 これで!!」

・・・。

ポン付けできるものでは有りません・・
キャリパーのピストン部が サポートに干渉します

ブレーキパッドの下部も 干渉します

留めのボルトサイズ(穴径)が異なるので
ブッシュ等の加工も必要です。

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しかし Tくんの趣向は判ってますw

ポン付けできる既製品じゃなく 加工したとか1点モノとかが好きなんですよね・

性能云々より 味っていうかね・
サポートブラケットも[ PM ]じゃなく [ JB ]ってのが良いでしょ!w


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★一連の作業は完了です!


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あとは出庫予定日を決めて、
それに合わせ バッテリー新品に交換しましょう!

静岡→大宮間 慣らし兼ねて自走なら 夏は避けた方が良いですね。
とりあえず御請求書 作製します。

またご連絡致します!


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