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先日 19日(月)
やっと各デストリビューターさんも盆休みを終え稼働し始め、
発注済のパーツが 徐々に入ってきてます!

術後のオヤジは芳しくなく 先日急遽 再手術と成りまして・
またHCUに逆戻り・・


さて・・・

★HARLEY-DAVIDSON '01 XL1200L
ソリッドマウント エボスポ 1200ローです。


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★今回の御依頼内容は
●F/ヘッドカバーからのオイル漏れ修繕
●プッシュロッドカバー下部 リフター部からのオイル漏れ修繕 です。


当店をご利用頂くようになって 1年半くらいでしょうか?
まぁ色々と問題というか なんで? が多い車両death・・


ヘッドカバーとリフター部からのオイル漏れ・滲みだけなら
ヘッド上のロッカーまでバラし プッシュロッドを抜きだせば
プッシュロッドカバーは外せるので、修繕出来ますが。


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★う~ん・・・ キャブ内のカーボン付着率が過多・・・
リフター廻りもそうでしたが インマニのシールや茫々にコーキングが打たれてる・・・

●エアクリカバーのラバーシールは劣化損傷でバキバキ・・・

●フィルターは洗浄及び注油でOKかな?

●アイドリング調整し易い様に 今回は追加でアイドルスクリュー組んでおきましょう。
*純正ACなので、調整が手間なので・・・


ロッカー廻りまでバラシで修繕しようと思ってましたが
これはヘッドもシリンダーもバラシた方が良さそうdeath・・・

現状オイル上がりorオイル下がりの症状は出てはいないので
洗浄と面合わせでOKかと思います。


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★ピストン上部も湿ったカーボン
腰上OHと成ります。


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シリンダー内壁にカジリ・傷は無く オイル上がりの兆候は見られません。
軽めのホーニングで、ピストンリングは再利用可能レベルと判断します!

リング類 脱した状態で トップのカーボン等 除去し軽く磨き入れておきます。


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★バラシついでに 腐食の激しいシリンダーフィンも 一削りし洗浄しときます。

画像/左 フィン部 面研後  右/外した現状


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★う~ん・・バルブ IN/EX共 白く焼けてしまってますね・・
シートリングとの接地面等も チェックが必要です。



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★ステムの痩せも有りませんし、シートカット必須レベルでも有りません
洗浄し 擦り合わせでOKと思います。


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●ポートポート内洗浄・カーボン除去
●バルブ シートカットは無く 擦り合わせでアップ

●ガスケット面は全て オイルストーンで研磨。


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★何故に プラグこんなにも錆てしまってるのでしょうか・・・

雨天走行後 水分飛ばさずに放置の結果ですね・・
致し方ないとも思いますが、洗浄より交換してしまった方が良いですね。
*XL1200S ツインプラグの為 4本です。

腰上 組み上げて行きます。

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★オイル漏れのリフター/カバー部ですが
この形状で このシールでは漏れて当然と思える箇所death・・・

ボルト1本留め・・・
締め付けトルクが不適切なら 当然漏れますね・

滲みが出たからと増し締めすれば
結果 もっと悪く成る作りdeath・・





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★エンジン腰上OHは完了!

ここから、キャブ エアクリ エキゾースト ガスタンク載せて行きます。
懸念される アクスル・スロットルワイヤの取り回しや
其の他 気に成る点も共に修繕していきます。


作業記録 現状説明でした!

COLD TURKEY A/S  KustomPsychoWorks