
★HARLEY-DAVIDSON '95 XL883base
エボスポ 作業記録 Vol.03です。



●各部・計測作業と並行して、腰上組む準備も進めます。
上記は ケースとシリンダー、タペット部の面出し作業

●スタットボルト 曲がりは有りませんが
抜けかけ(座面から 0.5mm程)が2本有り。

●シリンダーは 洗浄し内壁ホーニング
シルバー色のシリンダーですが、画像右/半艶ブラックで焼き付け塗装。

●座面の面出しも終えてます。
●続いて ヘッドの小加工。

★Buell/Lightning は、ロッカーカバー上部に ブリーザーがあります。
ヘッド自体にはブリーザーが\無いので、
A/C(エアクリ)を留めるホールが有りません。
*通常はブリーザーホールにブリーザーとA/Cマウントを兼ねてますよね。
その為、A/Cマウント用にホールを開け、タップを切ります。

★A/Cマウント用のブリーザーボルトは
既存EVO用では口径が大きいので、TC用に合わせました。

★A/Cマウント用のホール/タップ加工を終え
ここからヘッド廻りの洗浄、各バルブ廻りのチェック、洗浄と進みます が、・・・
今更ですが・・・
用意したのは Buell Lightning/XB9S
02-04y?の 985ccですね・・

★手前 883がピストン径 約75Φに対し
奥 Buellが 約88Φ てっきり 1200かと思いきや・・・
データ上 [ XB12S ]より [ XB9S ]の方が より高回転型というので
結果オーライ とします。


★ポート形状の違いは さることながら
シリンダー及びヘッドのフィン形状、サイズは圧巻!
バルブに関しては
IN 約40.5Φ →約46Φ
EX 約34Φ →約40Φ と大口径。
面白いですねw
バルブステムは 7.0mmなので シールは 04-21y XL用が使用できます。

★バルブ擦り合わせし組み上げ後、
ヘッドも シルバーでリペイント/焼き付け
と、順調に進めてきたハズが・・・
用意してたピストンリングが 外径はマッチしますが
各厚みが ✖・・・
ピストンは 22820-02 3672 NA28 STD
さて・・カタログ上でも Web上でも データが見つけられません・・
ベースは [ Wiseco ]のピストンだと思うのですが・
餅は餅屋・・
恥を忍んで 現在も[ Buell ]を販売されてる ある店舗さんに御教授の御願いメール・・
まだご返事頂けてませんが・・・宜しく御願い致します・
すんなりとは行きませんが・・面白い作業なので◎
また進展しましたら アップ致します。
★過去の作業記録等は こちら!
COLD TURKEY A/S KustomPsychoWorks
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